私たちはいったい何のために生きているのでしょうか?
毎朝起きて、ご飯を食べて、学校や仕事へ出かけて、
時には娯楽や趣味や旅行に興じたりしながら、
また眠り、こんなことを100年もやっているのは、何のためでしょう?
ふとそんなことを考えたりすることはありませんか?
その答えは、、、実は「宇宙のはじまり」にあります。
私たちの宇宙のはじまりは、「空」(くう)=無の世界でした。
「空」の本質は「愛と光」、「すべてがある、すべてができる」世界です。
その「空」が「自分とは何か?」という疑問を持ちました。
それを知りたくて、自分の可能性を知りたくて
知りたくて、知りたくて、知りたくて、、、
「好奇心」の塊となって、それが極まってエネルギーを爆発させたのが
ビッグバンと言われる創造でした。
上のごとく下も然り。
宇宙のあらゆるものは、振動していて、渦の運動をしています。
宇宙も渦、素粒子も渦。
これは、古代から最小単位の素粒子も、広大な宇宙もすべて同じという
「ウロボロスの蛇」の絵にも表れています。

動物も植物も微生物も人間も、皆、自分の可能性を知りたくて生まれてきているのです。
私たちの本質は、スピリットであり、その一部が物理次元の身体に宿っているのが「魂」と言われています。
「魂」は何度も転生を繰り返して、様々な時代、場所を選んで、その可能性を知るために生まれ変わっています。
私たちが、日々喜んだり、悲しんだり、苦しんだり、怒ったりする様々な感情も、宇宙が体験したかった可能性の一つです。
そうして、私たちは体験を通して、「我」という本質を思い出す旅をしているのです。

「知りたい」という「好奇心」がすべての原点ということですね。
こんな風に考えると、現実で起こるすべてのことは、
「好奇心」を満たすゲームのように思えてきませんか?
私たちは「好奇心」を満たすために生まれているのです。
だから、不安や怖れに直面しても、その中に没入してしまわないことが重要です。

せっかく生まれてきた人生ですから、
「今回の人生で得られることは何だろう」という視点をもって、
自分を地球上空から俯瞰してみることができると、
いつもの日常も違った風景にみえてくるかもしれませんね。
さあ、この地球に生まれて、あなたはこれからどんな「好奇心」を満たしたいですか?